愛犬です。
仕事を終えて帰ってくると、
のっそり起き上がって、わたしの後をついてきます。
「散歩は、まだかい」と催促します。
「あと、あとで」と、うるさそうにわたしが答えます。仕方なく、元のサークルの中に入ります。
年老いた「力丸」の寂しさはよくわかっています。
いつものように簡単掃除をしたら
「おまちどうさま、さあ出かけましょう」
帰りに通るバラ公園に力丸と出かけます。
家の外では飼っていないものの、犬サークル以外の場所として、
力丸は２階の寝室にもスペースを持っています。
わたしのベットの側のマットの上で眠る前は、よく話します。
だから、帰宅後の忙しさがあっても、
夜はいっぱい心を運んでいます。
心配なことは飼いだして１１年目の今、とても老いのスピードが速いことです。
雑種として、かしこく素直な力丸を大切にしたいです。
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